貸切バスを賢く利用するために

貸切バスの車種は、車体の大きさ、収容人数量で分けると5つの種類に分けることができます。最も大きい貸切バスが「大型バス」、次に「中型バス」「小型バス」「マイクロバス」と続いて、最も小さい貸切バスが「ミニバス」と呼ばれるものになります。また、車体の大きさとは別に、車高の高さで分類すると4つの種類に分けることができます。

通常車高の貸切バスを「一般車」として、一般車よりも車高を高くし、社内からの眺めを良くしたものを「ハイデッカー車」、さらに高くしたものを「スーパーハイデッカー車」、最も車高が高く2階建て構造となるものを「ダブルハイデッカー車」と呼びます。このように貸切バスには様々な車種がありますので、利用用途や乗客の属性、走行距離、予算などによって適切な貸切バスを選ぶことができます。

ミニバスと小型バスは、どちらも高速有料道路料金区分では「中型車両」として同一料金となる場合がほとんどですが、収容人数や荷物室の有無、座席の質などが変わってきます。ミニバスは、バスと名前がついていますが、基本的には大きなタクシーです。

収容人数は13名までのものがほとんどで、荷物室はなく、座席の質も通常の乗用車と変わりありません。基本的な用途としては、結婚式やお葬式時の送迎程度の短い距離を走行することに適しています。一方、小型バスは20~25名程度収容人数で、荷物室があり、座席の質もミニバスと比べるとクッション性が高く、座席幅が広いものが多いです。

荷物量の比較的少ない小旅行に適しており、中にはカラオケやクーラーボックスなどが設置された貸切バスもあり、小規模の慰安旅行や合宿などに利用されます。

中型バスと大型バスの違いでまず気にするべきところは、高速有料道路料金区分です。中型バスは「大型車」で大型バスは「特大車」となり、高速道路を利用する場合に料金に違いが出てきます。当然、大型バスの方が利用料金が高くなるが、その分収容人数も多く、荷物室や座席などの車内設備も充実しています。

このクラスの車両になると、「ハイデッカー車」タイプの貸切バスもあり、目的地や目的地までの経路で、より外の景観を楽しめむことができます。利用料金は高くなりますが、最も大型の「ダブルハイデッカー車」クラスだと、2階が座席で、1階にサロンや簡単なバーを併設している車両もあります。乗車時間が長く、目的地までの道中も楽しめみたいというハイクラスの乗客を対象とする場合に利用されます。